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唐招提寺展を見てきた

上野国立博物館の唐招提寺展を見てきました。鑑真が東大寺の戒壇院を退いた後、759年(天平宝字3)に創建したわが国最初の戒律の道場です。現在奈良の唐招提寺は金堂の平成大修理が行われているため行ってもほとんど見ることが出来ません。こういった展示は大歓迎。4年ほど前にも鑑真和上展が行われて拝観したことがあります。

今回は仏像の数は前回よりは少ない。目玉の一つは国宝のご本尊の盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)が初めて外部で一般公開される事でしょう。東大寺の大仏も盧舎那仏で、世界をあまねく照らす太陽を人格化した存在に起源をもつ。盧舎那仏が更に発展したものが、密教の最高尊・大日如来です。だから密教系寺院では大日如来となる。このように宗派によって呼び名も異なってきます。

ただ、東大寺と唐招提寺では三尊の脇侍仏がやや異なっているのが気になったかな。ちなみに同時に飾られている帝釈天、梵天、四天王の諸像は全部国宝です。

展覧会でたくさんの仏像を見ると割と疲れることが多い。今回は仏像の数は少な目だし、仏像だけではなく、御影堂に飾られている東山魁夷氏の障壁画や、緻密なCGによって唐招提寺金堂の空間、建築を、バーチャルリアリティ(VR)で体感できるようになっていました。

その点で比較的楽しめる展覧会になっているのが良いですね。前回見た鑑真和上像は凛とした厳しさを感じたが今回はなぜかとても優しい感じを受けたのが印象的でした。照明の違いで印象が異なることもあるといいます。

唐招提寺も名宝の多い寺ですが、私が一番見たいのは千手観音ですね。現在解体修理中だそうだから修理が終わったら拝観出来ることを楽しみにしています。
続き 鑑真和上さん

    唐招提寺展2

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コメント

たぬきさん、初めまして。コメントありがとう。
是非、千手観音、薬師如来もそろった三尊で拝観したいですねえ。

初めてコメントさせていただきます。

いや、本当に鑑真和上坐像すばらしかった。
教科書で同じみなだけあって直接見る機会があって本当に良かったです。
仏像があんまり来ていなかったのは残念ですけど(特に千手観音立像…)盧舎那仏や四天王立像もかっこよかったです。

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