« 井上靖の星と祭 | トップページ | 円空展@そごう美術館 »

肋間神経痛

我々の鍼灸治療院を訪れる肋間神経痛の患者さんは意外なことに坐骨(座骨)神経痛の患者さんから比べると圧倒的に少ないです。

当院(戸塚鍼灸院)でもいまだに5人くらいしかいませんし、そのうち3人は帯状疱疹後の神経痛で、最終的には良くなりましたが割と手こずった覚えがあります。

先日来院したSさんは10年来の肋間神経痛持ち。疲れたときに週に2回位も出てくるそうです。
このSさん、初診時は寝不足と、鍼が初めてという緊張も有って貧血を起こしてしまいました。

さて、1週間あけての2回目の来院。
数日前から肋間神経痛が起きている、そうです。
前回貧血を起こされたので、私としても今回はやや慎重に。
発作の間歇期ならしばらくは気虚として、じっくり気力と体力を補う方向でいこうかと思っていましたが、
目の前の痛みを軽減させるのに何を使うか・・
少し考えて横向きでAKA(関節運動学的アプローチ)を行ってみました。

姿勢を変えたりする動作でもズキっと痛んでいたのがほとんどその場で消失。
これには本人も少しビックリ。深呼吸時の胸の痛みは少し残りましたが、時間たってから取れることも有るし、これは次回の課題としました。

この場合の肋間神経痛は関節の機能不全からおきたものでしょう。
見事にAKAの適応でした。
以前他の患者さんの帯状疱疹後神経痛の場合はこれほどはっきりとは反応してくれませんでしたから同じ肋間神経痛でもメカニズムが少し違うのでしょう。

鍼灸で上手に処置出来る場合もありますが、鍼に恐怖感のある患者さんにはAKAのようなソフトな手技や耳鍼が適しているのでしょう。

もちろんこの患者さんの場合はっやまんせいですから一度で全部治ったということではありません。
疲れがたまったときに出てくるわけですから、じっくり継続して身体を治療していくことが大切です。

« 井上靖の星と祭 | トップページ | 円空展@そごう美術館 »

d3頭痛・顔面神経麻痺・喉・目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 井上靖の星と祭 | トップページ | 円空展@そごう美術館 »