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後頭神経痛

後頭神経には大後頭神経・小後頭神経・第3後頭神経があります。

後頭神経痛と言った場合は通常は大後頭神経痛を指します。

・後頭神経に神経痛が起こると、支配領域である後頭部や側頭部から頭頂部、または耳の後部に特徴的な激しい痛みを生じます。(激しい痛みのために脳卒中やクモ膜下出血と間違える場合もあります。)

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・発作性に、瞬間的にビリッビリッとした、電気に触れたような、或いは刺されたような、電撃様の激しい痛みが、神経の支配領域に走ります。 
時間的には数秒から30秒程度が多いようです。

・神経痛が常にあるわけではなく、症状が全くない時もあります。
咳、くしゃみでの痛みの誘発・増強をみることがあります。

・深部痛ではなく、頭皮の表面近くの浅い部分に痛みがあるように感じます。
 ひどい時には髪に触れたり帽子をかぶったりするだけで痛みが誘発されます。

・一般に罹患神経上に圧痛を伴います。
 大後頭神経痛の場合は外後頭隆起から2.5センチ外方の部分、
 小後頭神経痛の場合は更にその外方2.5センチのところが圧痛点。

・神経の支配領域にシビレや感覚異常を伴うこともあります。

中年以降に多く、後頭神経は後頭骨、頸椎1.2番あたりからでてくるため、頸椎の変形や半棘筋などの頸椎周囲の頭半棘筋などの筋肉の凝りが神経に対して圧迫・絞扼などを起こしていることが原因となっていると思われます。

  なお、頸神経 (C1、C2)の一部の神経線維と三叉神経の第1枝(眼神経)の由来の神経線維とが吻合している為に、前頭部の痛み、目の奥の痛みや、目の疲れ、まぶしさを同時に自覚することがあります。(大後頭神経三叉神経症候群)

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この事が症状に複雑な個人差を生じさせるようで、医療機関でも片頭痛と間違えられたり、中々診断がつかないで鍼灸治療に訪れ、鍼灸で症状が緩解するというケースがよくみられるように思えます。

片頭痛・緊張型頭痛などの解説は
頭痛の話 をご覧ください。

横浜市戸塚鍼灸院

 
    

 

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