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胞肓

  • 殿部 第2後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨稜の外方3寸
    • 筋・大殿筋、中殿筋 

    • 神経支配 筋枝:下殿神経、上殿神経 皮枝:中殿皮神経・上殿皮神経

    • 血管・上殿動脈・下殿動脈

    ・胞は膀胱のこと
    ・肓は脂膜の意。
    ・膀胱兪の傍ら、膀胱と脂膜の間にあることから名づけられた。 膏肓、肓兪と繋がると思われる。


    効能主治 排尿困難 裏急後重(しぶり腹)、大便が出ない 腹鳴、遺尿、尿閉、腰背急痛

    食消せず 淋瀝(小便のでかたがたらたらとして尽きないもの)

    下の図は局所解剖カラーアトラス(南江堂)より

    Houkou1

    簡便法として取穴するときは、左右の後上腸骨棘の下縁を結ぶ線を延長して、
    正中線から3寸(4横指)、後上腸骨棘の外縁にとる。

    古典では十九椎両傍各3寸という説と十九椎下両傍各3寸という説に分かれている。
    十九椎は第二仙骨稜の事。第二仙骨稜は触診しづらい為、第二仙骨孔の次髎の外側1.5寸に取るのが通常。

    正規の標準経穴の部位だと、後上腸骨棘と大転子を結ぶ線がほぼ中殿筋の下縁になるので、後上腸骨棘の代わりに1つの基準点として用いることもできる。

    ・やや上に取る場合は上胞肓、やや外に取る場合は外胞肓とも呼ばれる。
     上胞肓あたりは中殿筋のTPとして現れることが多い。
     
    ・長野式ではこのあたりを屈伸(屈進)と称し、結合組織活性化処置、脊柱起立筋緩和処置として用いられる。

    横浜市戸塚鍼灸院

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