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ヒラメ筋

起始
脛骨後面のヒラメ筋線、脛骨の内側縁に付着。
腓骨の腓骨筋頭、ヒラメ筋腱弓に付着。

停止
アキレス腱として踵骨隆起に付着。

主な働き
足関節を底屈する。

神経支配
脛骨神経(L4~S2

 

歩行時のヒラメ筋の機能は膝の安定性に寄与し、足首に安定性を与え、固定した足の上で脛骨の前方回旋を抑制することである。

ヒラメ筋と足底筋の両者は足の底屈と内反を補助する。
(長指屈筋と後脛骨筋によって補助される。拮抗筋は前脛骨筋と長指伸筋)

腓腹筋とヒラメ筋で合わせて下腿三頭筋。
(足関節底屈筋群・下腿後部コンパートメント浅層筋)

Hiramekinn2

ヒラメ筋の遠位のTrp1からの関連痛と圧痛は通常、主として踵の後面と足底面に出現し、そしてしばしばアキレス腱の遠位端も含まれる。
足首の背屈は抑制される。
疼痛と圧痛は激しく、歩行困難や歩行不能になり、、特に坂を上ったり、階段の上り下りをすると影響を受ける。
夜間に踵の痛みが出ることもある。
(ふくらはぎの夜間痛は腓腹筋のTrpsの問題のことが多い)
多くのランナーがこの踵の痛みを訴える。
Trp1からの関連痛は時には足背部分に波及することがある。
Trp1は通常は腓腹筋の筋腹の端から2~3センチ遠位に、そしてまた中間線より少し内側にある。

近位部分のTrp2は痛みと圧痛をふくらはぎの後部全面に引き起こす。
Trp2は腓腹筋の外側の上部に見られる。

極めてまれであるTrp3はTrp1よりわずかに近位で外側寄りにあり、関連痛は直径2.5センチの領域において同側の仙腸関節を覆う区域の深部痛を生じる。
Trp3はTrp1と同様に踵の後面と足底に比較的軽度の波及痛を引き起こすことがある。
また、まれに顎に関連痛を引き起こすことがある。

足底筋のTpsは膝の後部に疼痛と圧痛を引き起こし、、痛みはふくらはぎを下降し下腿の中間まで広がる。

Hirame1

Sokuteikin

ヒラメ筋のTrpからの関連痛と紛らわしいものに

小殿筋など他の筋からの関連痛
腓腹筋の断裂
S1の神経根症
アキレス腱炎
血栓性静脈炎
膝窩嚢胞破裂などがある
また抹消の閉塞性動脈疾患および間欠性跛行患者にはしばしば虚血性の筋膜Trpが発生することがある。

踵の圧痛と疼痛を引き起こす他のTrp発生部位は足底方形筋が考えられる。
この筋の場合は踵の前部に起こり、、そしてこの筋の内側と、足背の深部から踵に向かって後方に圧迫すると誘発されることがある。この筋のTrpsも踵の底部に過敏を引き起こし、患者は踵に体重をかけたときに痛みを訴える。

母指外転筋も踵に痛みを引き起こすが、しかし内側だけである。

以上 Trpマニュアルより

横浜市戸塚鍼灸院

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