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非細菌性慢性前立腺炎の鍼灸症例63才

63才男性、「昨年6月から慢性前立腺炎で泌尿器科へ通院、
抗生物質服用後、変化がないため非菌性慢性前立腺炎と診断され、その後、
ハルナールと桂皮茯苓丸料(漢方薬)を服用していますがまったく効果がありません。」

去年6月にイボ痔が悪化、肛門の周囲10センチくらいが痛くなった。
(発症から約1年で来院ということになる。)
2Wくらいで治ったが会陰部痛だけが残ってる。 
抗生物質飲んだが効かなかった

現在、会陰部の鈍痛(ひどい痛みではない)、
ただし風呂の後、及び朝起きた後は鈍痛は無し。
肛門部痛はない、排便痛もない。 座っていると会陰部に鈍痛が出る。
陰茎痛無し。
ハルナール服用の副作用で逆行性射精有り
(同時に射精痛有り。逆行性のため陰茎痛ではなく、下腹部痛に近い感覚)
また、頻尿ではなく、排尿痛も無し。
(エコー検査では100ccくらい残っていると言われている)

既往症:不眠症、慢性腰痛症、胃食道逆流症、高脂血症

前立腺スコア 9

週一間隔で鍼灸治療
2回目来院時 「少し良い感じがする」
4,5回目来院時 「週の半分くらいはほとんど鈍痛はなかった」
8回目来院時  「9割くらい良くなっている感じ」
10回目来院時 100%とは言えないがほとんど良い。半日坐って仕事をしていると少し気になる。

(その後も継続治療中)
(追記:15回目でほぼ治ったという実感、だそうです。)

Tさんは60才で退職されるまではほとんどがデスクワークでした。
さらに退職後も大学に通っているそうで、半日以上は坐りっぱなしの状態だったそうです。

発症して1年くらいで来院して、順調なペースで症状が改善していった事から考察すると、前立腺の病気と言うよりは骨盤底筋の問題だったように思えます。
発症して何年も経過していて、しかも本当に前立腺に問題があった場合は、やはり治すのは簡単ではありません。
(ご本人の弁では、最初の痔の痛みと感じたのも、骨盤底筋の問題だったのかもしれない、とのことです。)

尚、8ヶ月くらい服用したハルナールを5月上旬にやめたところ1Wくらいで逆行性射精及び射精痛もなくなった、とのこと。
「不必要な薬を飲んでいたのかもしれない・・・・」

横浜市戸塚鍼灸院

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