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頭板状筋、頚板状筋

頭板状筋
起始  下位5頚椎の項靭帯、上位2(あるいは3)胸椎の棘突起に付着。
停止  側頭骨の乳様突起および胸鎖乳突筋の付着下にある隣接した後頭骨の上項線の外側部に付着。

頭板状筋の主な働き
頭部を伸展する。頭部を回旋する。頭部を側屈する。

頚板状筋 頭板状筋の外方下方に位置する
起始  T3~T6(ないしはT5)までの棘突起もしくは項靭帯に付着。
停止  C1~C2の椎体の横突起後結節に付着。 これらの後結節上の連結の中では頚板状筋は最も後方にあり肩甲挙筋が中間、中斜角筋が前方に位置する。

頚板状筋の主な働き

上位頚椎を外方・側方に引き、頭部を回旋する。頭部を側屈する。頭部を伸展する。

神経支配 C2~C4(ときにC5まれにC6を含めた)後枝の外側枝の支配。

頭板状筋、頚板状筋の活性Tpsによる徴候として、同側の視覚のブレを伴う頭頸部の痛みが起こることがある。これらの筋ではしばしば突然の直接的外傷、または長期間にわたって頭頸部を前方に突き出したゆがんだ姿勢をとることによってtpの活性化が起こる。

頭板状筋のtpは同側の頭頂に痛みを放散する。
(後方が僧坊筋、前方が胸鎖乳突筋、そして下方が肩甲挙筋に囲まれた筋三角の上部領域。)

頚板状筋の上端のTPは頭の中に痛みを拡散させるが、その痛みはとりわけ同側の眼の後方に集中し、ときに後頭部を超えて頭蓋にまで放散されることがある。
上部頚板状筋のTPは痛みの他にも同側の眼の近視野に、めまいや結膜炎を伴わないブレを生じさせることがある。

頸部側角の頚板状筋の下部にあるTPは上方の頸の付けねに向かって肩甲挙筋の疼痛パターンの上部まで痛みを放散させる。肩甲挙筋が傷害された場合と比べ、頚板状筋のみが傷害された場合は回転はそれほど制限されない。肩甲挙筋と板状筋群の両方が同時にTp活性を持つ場合は、その側への頭の回転はほぼ完全に阻止されてしまうことがある。

頭と頸を過伸展、過度回転させる姿勢によるストレスが、頚板状筋TPSを誘発したり、恒久化させることがある。冷やしたり、ムチウチによってもTPを活性化させることがある。

Bannjyoukinn

以上、主にTrpマニュアルより

横浜市戸塚鍼灸院

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