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むずむず脚症候群

専門的には「レストレスレッグス症候群(RLS)という。
かつては周期性四肢運動障害の前駆症状群として研究されてきた、という経緯があり、同じカテゴリーに属する病気と考えられています。

あまり認知されている病気ではないので、あちこちドクターショッピングするケースも多いようです。

動かないじっとした姿勢でいるとき主に下肢に次のような症状が顕れる

・虫が這うようにムズムズする感じ。痒い。
・針で刺されるような、ピンでなぞられているような感じ。
・火照るような感じ
・ひどい場合は振動のような感覚や痛みを感じるなどさまざま。

一般に下肢が多いが 腰・背中・腕など全身に現れる場合もある。

特に夕方から夜間にかけて症状が強くなる特徴があり、不眠の原因となる。
症状が進むと、不安や抑うつなどの精神障害を合併することがある

脚をこすり合わせたり、さする、たたく、等脚を動かすことで症状が軽減する事が多い。

40歳以上の中高年、特に女性に多い。
まれに小児にも起る場合があり、子供はは症状をうまく説明できないので、「成長痛」と言われたり、「落ち着きのない子供」と考えられたりしている場合もある。

この病気では交感神経の活動が活発になっているため、血圧が高くなったり脈拍が増える傾向がある。
その為、心臓や脳血管に関係する病気を発症するリスクが約2倍高まっている、と指摘されている。

3分の1の患者では週に2回以上、中等症から重症の症状が起こる事がある。
重症になり脊髄の興奮を抑えられなくなると、脊髄反射という運動が起こり、脚のピクピク痙攣するように感じが起こってくる。

最近の研究で「むずむず脚症候群」の原因は、

ドーパミン神経系のA11神経細胞が原因であること が分かってきている。

鉄分が不足することによって 神経伝達物質であるドーパミンの分泌量が低下し、末端から脳への情報を正しく伝えることができなくなり、脳への情報が誤って伝えられる為、身体の感覚に異常を感じる、とされています。

★「最近の研究で「ドーパミン神経障害の活性酸素仮説」と いうのがある。
脳内でドーパミンの分泌が減少する原因も脳内にドーパミンをとどめておくことが出来ない原因も、活性酸素が関与しての神経細胞の変性にある のではないかというもの」

また、この病気は遺伝性もあり、人工透析患者、妊婦(妊娠最後の2~3ヶ月では、約15%の方に症状が見られるらしい)、鉄欠乏性貧血の若い女性にも多い事が知られています。
さまざまな薬剤の服用などが原因になることもあります。

パーキンソン病や薬の副作用で起こるアカシジアなどもこのむずむず脚症候群と関連深い。

 

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