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長内転筋・短内転筋

大腿の内側部の中で最前側にあるのは外側から恥骨筋、長内転筋、薄筋であり最も隆起しているのが長内転筋。
短内転筋は中間にあり、その下の最後側には外閉鎖筋、大内転筋がある。

長内転筋

起始: 恥骨結合及び恥骨(恥骨稜)に付着。
(比較的小さい部位に)幅の狭い扁平な腱によって付着している。

筋繊維は下方外側後方の方向に走行している。

停止: 大腿骨の中間3分の1の所の粗線(内側唇)に付着。

作用 股関節を内転、外旋,やや屈曲する

神経支配  閉鎖神経前肢(L2~L3)

短内転筋

起始: 恥骨結合と恥骨結節の間に付着。

停止: 大腿骨粗線の内側唇に付着。

作用 股関節の内転(補助的に屈曲)

神経支配  閉鎖神経前肢(L2~L4)

長内転筋は上部で短内転筋と結合している事があり、その場合は長内転筋は前面から短内転筋を完全に覆っている。

前面から見ると短内転筋は近位では恥骨筋によって、遠位では長内転筋によって部分的に覆われている。

下は新しい人体解剖学アトラスより。
(メディカルサイエンスインターナョナル)

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下はラングマン解剖学図譜より。

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短内転筋を切り取った下には外閉鎖筋、大内転筋、閉鎖神経がある。
アトラスとテキスト人体の解剖 南江堂211ページより。

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長内転筋・短内転筋におけるTRPSからの関連痛は情報は鼡径の深部と近位部に、下方は大腿上部の前内側部、膝及び下腿に至るまで移動する。

長内転筋のTrpの関与はおそらく鼠径の痛みの最も一般的な原因である。

長内転筋の近位付着部近くにおける過敏点は膝に痛みと硬直の原因を引き起こす。

これら2つの内転筋にTrpsのある患者は安静時よりもむしろ激しい活動時あるいは筋の過負荷状態時にのみ、鼡径と内側大腿部に頻繁に疼痛を自覚する。
痛みは体重を支えたり股関節を突然ねじったりする事により増加する。

長内転筋はつま先を地面から離す時点に、そして大内転筋は歩行、ランニング時、踵が地面に着くときに活動する。
大内転筋は階段を上がるときに活動するが降りるときには活動しない。また、スキーや乗馬の時に活動する。

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以上Trpマニュアルより

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