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ほうき草(コキア)と源氏物語 「帚木」

源氏物語関係の本をパラパラと読んでいたら、第2帖が「帚木」という事を初めて知った。

帚木(ははきぎ)って・・・・・・ほうき草の事・・・・・・・・

エッこれってあのコキアの事なの・・・・・?

と、去年行った,ひたち海浜公園のコキアの絶景がぱっと浮かんだ。

Img_2887

ほうき草(コキア)は、文字通り箒の材料となる草で、実は秋田県の名産品の「トンブリ」で食用になる。

この源氏物語「帚木」の章、別名「雨夜の女定め」とも呼ばれ、光源氏と男友達による女性談義のお話で、男性から見ても現代にも通じる、かなり興味深い部分である。

巻名の「帚木」は、作中で光源氏と空蝉が交わした和歌に因むらしい。

「帚木の心をしらでその原の道にあやなくまどひぬるかな」

と詠んだ光源氏に対し空蝉の返歌は

「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさにあるにもあらず消ゆる帚木」

空蝉が帚木にたとえられていて、

ここでの帚木の意味としては、

「箒のような形をしている木で、遠くからは確かに見えるが、近寄るとほかの木とまぎれて見えなくなってしまう」という事らしい。

なんだか、実際に見たほうき草(コキア)のイメージとちょっと違うなぁ・・・・・・?????

遠くから見えるような大きな木でもないし・・・・・・・・・

ほうき草(コキア)というと、浮かぶのは写真のような、紅葉して赤く、まん丸で可愛い、愛らしいイメージの風景。

「遠くからは確かに見えるが、近寄るとほかの木とまぎれて見えなくなってしまう」

という部分がなんだかしっくりこない。

気になって調べて見たら、「帚木」は、今のほうき草(コキア)とはちょっと違っていて、伝説のご神木の木のようだった。

以下は源氏物語の解説書から「帚木」について。

・「信濃国の園原の伏屋の森に生えていたと言われる伝承の木。」
      「源氏物語大辞典」(角川学芸出版)

・ 「帚木(非実在の植物で、蜃気楼の現象によって帚のように見えるもの)」
      「源氏物語事典」(春秋社)

・「伝説のハハキギが何を指すか明らかではない」
・「土地の伝承ではハハキギは天照大神以来の神木として祭ったといい、現在はヒノキを植えて記念している。」
   「古今・新古今の花」(松田修/文 光書房)

ということだった。

やや疑問は解消したが、源氏が書かれた時代には既にほうき草(コキア)は日本に入ってきていたと思われるが、源氏に書かれている「帚木」って一体どんな木だったのでしょうね・・・・・・・・・

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