カテゴリー「b1神経障害一覧」の記事

神経障害一覧

神経障害・解剖記事のインデックスです。

痛みやしびれの場合、筋肉の問題だけではなく、絞扼性神経障害の場合があります。

整形外科の先生方は最近はあまり触らないので、見過ごされているケースがかなり多いと思います。

なかなか難しいものもありますが鍼灸の適応症です。

     

太もも前側の痛み (大腿神経)

48才 女性

「3日前にバレーボールでトスを上げてしゃがんだ時に傷めたようだ。

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足根洞症候群

足根洞症候群は、捻挫を放置したこと、或いは繰り返す捻挫やウオーキング、ジョギングの癖等による足首への継続的な負荷が誘因となる、足首外側周囲のしつこい痛みが主症状です。

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陰部大腿神経の障害

腰神経叢の側副枝。
L1,2から生じる神経線維によって構成される混合神経。

まず大腰筋の中を下方に向かい、その途中で大腰筋の前面に現れる。次に腸骨筋膜の下を進む。前方で生殖管(精巣管又は卵管)や尿管と次々に交差する。(尿管の後を通る)

前下方へ斜めに進み鼠径部付近で陰部枝と大腿枝に分岐する。

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閉鎖神経圧迫・絞扼障害

閉鎖神経は混合神経。
第2,3,4腰神経根により構成され、大腰筋の後内縁を垂直に走り、その内側面から出る。
仙腸関節上を走り、恥骨の上方を走ってから閉鎖孔に至る。

閉鎖孔は内閉鎖筋と外閉鎖筋で覆われていて、その上部に閉鎖管という穴がありここを閉鎖神経、閉鎖動脈、閉鎖静脈が通過していく。

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ハンター管(内転筋管)症候群(伏在神経障害)と思われる症例

鼠径部で大腿神経が傷害され、さらに内転筋管部分で枝の伏在神経が傷害されたと思われる症例。
43才Sさん、下腿内側の痛みで来院。
最初は5月下旬、空手の後ろ蹴りの反復練習後に右股関節に違和感が出た。

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太ももの痛み(大腿神経絞扼障害)の症例

85才、女性、数年前から脊柱管狭窄症と診断され足のシビレ有り。
1週間前に親戚に連れ回され長時間歩行した後、その翌日くらいから右太ももに焼け付くような、ビリビリした、電気が走るような、激しい痛みを訴える。

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大腿神経メモ

腰神経叢の中でも最も大きい分枝で感覚運動神経。

大腿神経はL2~L4の前肢から起こる。

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胸郭出口症候群2(肩甲背神経の絞扼)

肩甲背神経はC5の神経根より起こり、後ろ側に向かいしばしば頸部で中斜角筋を貫いて肩甲骨の内側縁に達し、それに沿って走ります。肩甲背神経は運動性で肩甲挙筋(の一部)大菱形筋、小菱形筋を支配します。

これらの筋は頑固な肩こり、肩甲間部の痛みに関与していて、その原因が中斜角筋での肩甲背神経の絞扼であることが多く見られます。

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胸郭出口症候群(TOS)

胸郭出口と呼ばれる領域で、前斜角筋、中斜角筋等の筋肉や鎖骨、第一肋骨などによって、腕神経叢と鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が圧迫・絞扼、或いは牽引されて、神経症状や血行障害を引き起こす事が原因です。

以前は斜角筋症候群、頸肋症候群。肋鎖症候群。過外転症候群と呼ばれていた疾患が1956年頃に共通の病因をを持つ疾患として統一されたのが胸郭出口症候群(thoracic outlet syndrome)です。

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