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髀関

足の付け根にある陽明胃経のツボ。

髀は昔大腿骨を髀骨と言った名残。また大腿部の事を指す。

胃経の経気は陰の小腹から股関節の前、陽の部位に出る。このように陰陽交差する部位を関という

標準経穴部位  大腿前面,3筋 (大腿直筋と縫工筋と大腿筋膜張筋)の近位部の間の陥         凹部  |   

昔は縫工筋と大腿筋膜張筋となっていた。この方が現実的。

縫工筋と大腿筋膜張筋に取れば下にあるのは大腿直筋、中間広筋になる。

大腿直筋は起始が下前腸骨棘で、下前腸骨棘と膝蓋骨の線上にある。だからこの髀関よりやや内側の方になる。

大腿直筋は大腿骨には起始がないので圧迫すると動きやすい。

髀関は大腿直筋の上部のTpや縫工筋のTpに近い部位になる。

縫工筋や大腿筋膜張筋をねらうなら微妙に位置は違ってくる。

近くの小転子には腸腰筋が付着している。

鼠径部の動脈拍動部から2横指外側で2横指下あたりが腸腰筋のTPになる。

 中医学の一般的効能としては

腰痛、膝寒、足のシビレ、小腹より喉痛を引き起こす症状。(このツボの牽引下降の性を利用している)

縫工筋、大腿直筋、大腿筋膜張筋は骨盤を前傾させる筋肉。

従ってこのツボは骨盤の前傾を調整するツボでもある。

座った状態ではこの鼠径部周囲は常に縮こまった状態になっていることが多い。

つまり気血の滞りが大変起こりやすい部位である。治療上も重要な箇所である。

柳谷秘法一本鍼では下枝前側の病に用いている。

狙う方向としたらやや下方に向けて、となっている。

下はWHO/WPRO標準経穴部位 医道の日本社より

Hikann2

横浜市戸塚鍼灸院

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