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腰宜(ようぎ)穴、力鍼(りきしん)穴

腰宜(ようぎ)穴、力鍼(りきしん)穴共に奇穴。

これらは腰方形筋の腸骨稜に付着する部位近辺のTpsを狙うポイントになる。

腰宜(ようぎ)
第4腰椎棘突起の下の外方3寸(4横指)。同じ位置で腰眼と呼ばれている場合もある。
(大腸兪の外方1.5寸。PSSの外縁を頭方に延長した線と腸骨稜が交わるところとほぼ一致するように思う。胞肓の上の延長線上といってもいい)

木下先生の便秘穴が第4腰椎棘突起の下の外方6センチという事でほぼ腰宜(ようぎ)穴に相当する。

主治
婦人の血崩、不正出血、腰痛、脊柱筋の痙攣。

力鍼 
腸骨稜上縁で正中線から外方4寸。

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上の写真の赤いシール直上が腰宜。私の指で細めの4横指(第4腰椎棘突起の下の外方3寸)で約6センチ。緑のシールの直上がほぼ力鍼穴。その外方の赤い所が腸骨稜の一番高い所。

下のイラストと腰方形筋の腸骨稜への付着の図を見ると、腰方形筋を狙うには腰宜から腸骨稜の一番高いポイントのやや外方あたりまで(PSSとASSの中間あたりまで)を丹念に探した方がよさそう。

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上は人体解剖カラーアトラス南江堂289ページより。
13が腰方形筋の腸骨稜への付着部。意外と狭い範囲なのが分かる。
2脊柱起立筋、5腸腰靱帯,19腹横筋,4腸骨筋,8骨間仙腸靱帯

筋の触察法によれば前上腸骨棘と後上腸骨棘のほぼ中間、骨盤の前後径のほぼ中点が腰方形筋の腸骨稜付着部の外側縁になる。筋は12肋骨に向かってやや内方に向かう。

(ちなみに広背筋は、前上腸骨棘と後上腸骨棘のほぼ中間より2横指後上腸骨棘よりの点と腋窩中央を結ぶ線と後上腸骨棘と腋窩中央を結ぶ線の間に存在する。

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尚、大腰筋を狙うには第5腰椎棘突起と腸骨稜頂点を結んだ線の外から5分の2の所から皮膚に垂直に。
(力鍼穴では少し遠すぎる。力鍼からやや内方に向けて打つよりは、上記の所から垂直に打った方が無理がない。腰宜よりやや内方あたりから狙った方が良い、ということになるだろう。)

横浜市戸塚鍼灸院

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