« 薬指と男性ホルモン | トップページ | 心因性・神経性頻尿(5歳) »

環跳

標準経穴部位では仙骨管裂孔と大転子の頂点を結ぶ線の外側3分の1の所。

環跳と居髎は混同されることが多かった。
中国式環跳、後方環跳、裏環跳とか呼ばれることもある。坐骨神経痛の治療ではよく用いられ大変に効果的なツボ。

仙骨管裂孔は個体差が多いし、探しにくい。便宜上仙尾関節を取穴の基準にした方が良いだろう。

仙尾関節と大転子の頂点を結ぶ線のほぼ中央が坐骨神経の部位になる。
・従って環跳の標準的な取穴では坐骨神経のやや外側を狙うような位置になる。下には上下双子筋、内閉鎖筋がある。(浅い部位では大殿筋・中殿筋・小殿筋も存在する。)。

・便宜上左右の大転子の上縁を結ぶ線上で、正中線と大転子上縁の中央あたりから外側3分の一あたりを探すのも一法。

Kaibou

上の図(局所解剖カラーアトラス-南江堂より)でB点は大転子と仙尾連結の中点で坐骨神経の真上になる。
環跳穴はそのやや外側ということになる。

上の図でC点は坐骨結節と大転子を結んだ線の内側3分の一。C点より1センチ外側のCダッシュ点が坐骨神経の真上になる。

参考;

坐骨点 坐骨結節と大転子頂点を結ぶ線の中点。
・坐骨神経の位置は坐骨結節から大転子頂点の内側3分の1のポイントより約1センチ外方。と言うことなので坐骨点の取穴でもやや外方にずれることになる。
・坐骨点の位置では大腿方形筋、外閉鎖筋を狙う位置になる。(浅い部位では大殿筋)

環中 環跳と腰腧の中間。

臀中 大転子と坐骨結節を結ぶ線を底辺とする正三角形の頂点。
(以上の2穴は針灸奇穴辞典322ページより)

下の図は簡便な環跳の取穴法。(鍼灸経穴名の解釈と意義-近代文芸社より)

Kanntyou1

Kanntyou

横浜市戸塚鍼灸院

« 薬指と男性ホルモン | トップページ | 心因性・神経性頻尿(5歳) »

e1経絡経穴」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 薬指と男性ホルモン | トップページ | 心因性・神経性頻尿(5歳) »