« 過活動膀胱(心因性・神経性頻尿)16歳女性 | トップページ | 中殿筋 »

大殿筋

起始

浅部は腸骨稜、上後腸骨棘、仙骨および尾骨から起こり、

深部は後殿筋線の後方の腸骨翼、胸腰筋膜(脊柱起立筋の腱膜)、仙結節靭帯及び中殿筋の筋膜から起こる

停止

浅層は、大腿筋膜の外側部で腸脛靭帯に移る。
深層は、大腿骨の臀部粗面に付着。

主な働き
股関節を伸展する。股関節を外旋する。

神経支配
下殿神経(L5~S2))(梨状筋下孔を通る)

 

Daidennkinn2_2

 

 

作用 
股関節に於いて大腿を伸展。外側回旋させる。階段を上がる際、ランニング、ジャンプ時には活発になる。この筋の全繊維群が大腿を伸展、外旋させる。
大腿の外転は主として上部繊維群により補助され、下部繊維群は大腿を屈曲したための激しい抵抗に逆らって大腿の外転を助ける。
大殿筋の下部繊維群は歩行における立脚相で屈曲した股関節を主に安定させる働きがある。

Trp1
仙骨に隣接して見つけられた大殿筋の筋膜のTrpsは殿裂付近に三日月状の痛みと過敏を放散する。この疼痛パターンの上限は仙腸関節までを含む。
殿溝に沿ったもの及びその上部に見られる痛みの一部分は後大腿部にわずかに隣接して波及することもある。

Trp2
坐骨結節の少し上部に存在するTrP2部位は大殿筋のTrpsの位置として最もよく見られる。
この領域のTRPSは通常臀部全体に痛みを放散し、臀部の深部にも過敏を放散する。Trp2は下部仙骨全体を被う痛みを放散することもあり、そして腸骨稜の外側下部に痛みを伝搬する。Trp2からの痛みは肛門部位または尾骨には放散されない。
Trp2への圧迫は、患者が硬い座面に腰掛けたときに強度の局所痛を生じ着座姿勢によってはあたかも爪で骨を圧迫しているように感じることがある。

Trp3
大臀筋のTrp3の位置は最も内側で下部の筋繊維群に見られる。これらの筋繊維群はこのTRPが痛みを放散する尾骨付近にある。それゆえ、TRP3は尾骨筋におけるTRPsから生じることもある尾骨痛の原因である。

 

Daidennkinn1

 

Daidennkinn3

図はTrpマニュアルより。

拇指のところがTrp2

ほとんどの大殿筋TPSからの放散痛は特に前方屈曲姿勢で上り坂を歩くことにより悪化する。水泳のクロール、平泳ぎでも悪化することがある。
仰向けで下枝を伸ばした寝ているときに筋肉の短縮痛として夜間痛が起こることもある。
この場合膝の下にクッションを入れたり、俯せにになると軽減する。

 

 

 

 

 

« 過活動膀胱(心因性・神経性頻尿)16歳女性 | トップページ | 中殿筋 »

a2腰痛・坐骨神経痛・股関節周辺の痛み」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 過活動膀胱(心因性・神経性頻尿)16歳女性 | トップページ | 中殿筋 »