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急性痛と慢性痛

痛みの研究が進んで今までと概念が違ってきています。

・急性痛は
簡単に言うと病気や怪我をしたときに、警告信号、症状として出てくる痛みです。
警告信号として「どこかに身体の異常がありますよ」と知らせる痛みですから、信号として必要な痛みですし、原因である病気や怪我が良くなれば、信号としての痛みも無くなっていきます。

(まずはこの一冊)

・慢性痛は
一般的には3ヶ月から半年以上続く痛みで、今までは急性痛が長引いて慢性的な痛みになっている、という程度の理解でした。
ところが、「原因である怪我や傷は良くなっているのに、痛みだけが治らないで続く」という現象が今までの急性痛の概念では説明がつかない・・・・・のです。

現在では、中枢神経の痛みを感じる「痛み系」が長期間の痛みによって可塑的な変化を起こして歪みを起こし、そのことによって慢性痛症ともいうべき痛みが持続している、というような事が証明されてきています。
つまり、脳が痛みを感じ続けている・・・・ということですね。
この場合は警告信号としての意味は無く、痛み自体が「病気」という事になります。

慢性痛の場合、モルヒネなどの鎮痛剤や神経ブロックはあまり効果が見られない場合が多く、抗うつ剤が効果的な場合があります。
神経ブロックが効く場合もある、ということは慢性痛には交感神経がある程度関与している、ということでしょう。神経ブロックが効くのはおそらく初期の慢性痛までだと思います

横浜市戸塚鍼灸院

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