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機能性ディスペプシア 28才 男性

昔は慢性胃炎や神経性胃炎と診断されていた病気が、近年(2013年)になって機能性ディスペプシアという病気の概念に変わりました。

具体的な症状は、胃の痛みや胃もたれ、早期飽満感、みぞおちの痛み(心窩部痛)、みぞおちの焼ける感じ(心窩部灼熱感)など。

こういったさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなどのような異常がみつからない病気です。

症例 28才 男性

5月下旬から他の病気で来院して治療を行っていたが、


6月中旬頃に
「最近胃の痛みがひどく、病院で機能性ディスペプシアと診断された。
痛み止め、胃酸を抑える薬を服用しているが、薬を飲まないと痛みがぶり返してくるので、こちらも治療して欲しい」

ということで胃の方も治療開始。

元々胃弱でストレスに弱いタイプ。
去年結婚、資格試験に合格して就職。
最近環境の変化が大きかった。

膨満感はほとんど無く、もっぱら空腹時の胃痛(収縮痛のような灼熱感)。
食欲も減少気味。
ひどい時期は週の半分夜中に痛みで目が覚めてしまう。

昔だったら胃けいれんとか神経性胃炎とか言われていたタイプです。

機能性ディスペプシアには、胃の膨満感が中心症状の場合もあります。
これは昔だったら胃アトニーと呼ばれていたタイプ。

遠方からなので2週間に一回の治療でしたが、3回の治療で胃の痛みは治まりました。

その2週間後、一ヶ月後に来院して、元々の症状の方を中心に治療を行っていますが、胃の痛みはこの一ヶ月間治まっているとのことです。

3回目の治療で痛みは治まりましたが、それまでも2回の治療はあまり効果が得られなかったので、

3回目は耳鍼をメインの治療で行いました。

やはり耳鍼の効果は別格の印象です。

腹部膨満感が主症状のタイプより痛みが主体のタイプの方が治り易いようです。

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